中国語
「スピードラーニング」の聞き流し教材
を以前使っていた。
英語の「スピードラーニング」は
特に有名ですね!
この聞き流しだけでマスター出来るの!??
それスゴイ!!
僕はそう思って
2012~2016年までの4年間ほど
中国語のスピードラーニングを
聞き流したことがありました。
結構聞いていましたね。
平均したら1日1~2時間とか・・
何かをやりながらとか
でしたので
特に集中して聞いていた訳ではないですが。
聞き方もアバウトでした。
1枚のCDを1~2週間聞いて
次のCDへとか。
進歩している感じは
殆ど感じられませんでしたが
それでもダラダラと続けていました。
いつか上達出来るのかと思いながら・・
でも
これといって意味が分かる訳でもなく
もちろん話せるようになる訳でもないのですが
続けてました。
それは、中国語の「音」が僕は好きだったので
今思うと不思議なんですが
なんとなく聞き流しは続けてはいました。
いよいよ3年が過ぎ・・
でもまだ
これといった学習効果は感じられませんでした。
それでもその頃
中国の方がやっている火鍋の店にいった時
お姉さんに
「はぅちぃ~」(好吃のつもり)って言ったら
ニッコリ笑ってもらって
凄く嬉しかった思い出があります。
その時は「好吃」の字もhaochiのピンインも
もちろん理解できていません。
聞き流して覚えたモノマネのみです。
今思うと
これマジ営業スマイルなんですが
その時の僕は「通じたじゃん」って
妙に感激していました。 W
4年ほど聞き流しましたが
これといった進歩を感じられないでいた時
ネットで
「中国語はマズ発音の理解が何より大切!」
と紹介されている記事が目に飛び込んできました!!
おおぉ~~~~~~~~
まじかよ!!
そこには
中国語の学習の進め方
テキストの使い方
それに
なぜ聞き流して耳からだけで修得することが
なぜ困難なのか
論理的に書かれていました。
簡単に要約すると
「幼少期の子供には
耳からだけで語学を学ぶことが可能な
メカニズムも待っている」
という事実!
これは大人には
聞き流しだけの学習は難しい・・・
ということだ。
ましてや
僕の様なオッサンには
到底無理な事だ・・
その時やっと悟りました。
2015年5月
ついに
スピードラーニングの聞き流し中止に。
2016年6月~
スピードラーニングはやめて
発音から再スタートすることに。
発音のテキストを使って
理論的に口の形、舌の使い方を学習した。
そして入門単語のインプット
と共に、基本文法もテキストを使い学習した。
レベルUPのための小さな目標設定は
中国語検定とした。
先ずは中国語検定準4級、そして4級。
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準4級、4級に合格し
ほぼ1年ぶりにスピードラーニングを
聞いてみました。
あつ!!!
結構聞き取れる!!!
ヤツパリ単語の語彙力って大切!
単語と単語の組み合わせとして
文章になっている訳だ。
当たり前だけど、改めて納得した。
ずいぶん遠回りしたけど
今スピードラーニングは
僕にとって良い教材の1つとなっている。
英語の様に
誰もが
中学高校で習うような基礎知識があれば
スピードラーニングに絞っても
有効な学習となるかもしれない。
でも中国語では
基礎知識って普通は無いですね。
だから聞き流すだけの学習法の前に
基礎知識として
基礎の発音、語彙、文法の学を
優先した方が効率的じゃないかと
僕は感じた。
そうとう遠回りしたけど
中国語の基礎を学習して
スピードラーニングを
改めて振り返ってみた。