初めてのデイサービス施設選びは難しい、見学体験ようやく決定!

 

平成29年2月

 

認知症の父は

要介護1の認定を受けた。

 

ホットしたのもつかの間

 

今度は

デイサービスの施設選びが始まる。

 

市役所の担当の方から

たくさんの施設リストをもらったが

素人には施設の名前からでは

全く想像がつかない。

 

皆さんどうしているんだろう・・?

 

担当のケアマネさんに

何か所かお勧めを教えてもらい

父を連れて見学から

施設探しを始めることにした。

 

本人の希望を聞いてみると

あんまり近所は気が向かない

らしい。

 

確かに

 

もしご近所さんが一緒だと

ちょっと気を使ったりも

あるのかもしれない。

 

初めて見学に行ったところは

小規模のデイサービス専門の施設だった。

 

利用者の人数は12~3人ほどか。

フロアを見せていただき

風呂場も見学させてもらった。

 

ちょうど

皆さんでレクレーションをしていた。

 

年齢層は思ったより

幅広い感じがした。

 

父も

こういう時間を過ごすように

なるんだ。

 

あんなに元気だった父も

そうなんだなと思うと

時の流れを感じてしまった。

 

こんな所で父も

過ごすようになるのかな

ちょっと複雑な思いも感じた。

 

帰りの車で

どんな印象を持ったのか

聞いてみると

 

ハッキリしないけど

父は

余り良い印象は

感じてないみたいだった。

 

一緒に行った母も

やっぱり同じように

スッキリ良い所だとは

感じなかったようだ。

 

僕も初めて見る

デイサービスの施設だから

何の基準も持っていなかったけど

 

やっぱり

「ここイイね!」とは

素直には思えなかった。

 

 

後日

 

ケアマネさんに

状況を話して

他の施設を探したいと

伝えた。

 

次はどうしようか

 

そんなタイミングで

父の知り合いがおススメの施設を

教えていただき

見学に行くことに!

 

父を連れて見学に出かけた。

 

そこは1か所目と違い

ショートステイも出来る

おおきな施設だった。

 

何か家庭で事情があれば

ショートステイの対応も

してもらえるとの説明があった。

 

もしもの時

それは心強い。

 

デイサービスの利用者も

30人近くいてフロアも広いし

職員も多い。

 

風呂好きな父は

見晴らしが良い

展望風呂があるのも

気にいっっていた。

 

やはり

父が気にいってくれたら

なにより嬉しい。

 

レクレーションも

小学校の先生と子供の様に

結構本格的に思えた。

 

漢字の読み方とか

ホワイトボードも使って

本格的だ!

 

僕には読めない字もあって

僕が入ったら

恥ずかしい思いをしそうだ(笑)

 

年齢層も父と近い感じで

皆さん穏やかな印象を受けた。

 

素人だから

良く分からないのだけど

この施設なら

父も良い時間を過ごせるかなって

思えた。

 

 

父はすでに

 

知り合いから紹介された時点で

ここに決めていたようで

帰りには申し込みの書類を

いただいて来た。

 

そして

いよいよ

父のデイサービスが

始まることになる。

 

ふぅ~

色々手続きの書類があって

結構大変なんですね。

 

 

 

 

 

初めての要介護申請、どうしたらいいいの?準備→調査そして要介護1の認定を受けた。

 

父85才

 

アルツハイマー型認知症

 

平成29年1月

 

初めて父は認知症による

要介護申請を行い

要介護1の認定を受けた。

 

確かに忘れる頻度は

多くなってきているけど

自分で食事、トイレ、着替えなど

一通りはこなしていた。

 

1日中同じことを

話していることは目立つけど

会話はまず問題なく出来る。

 

でも母は

 

余り動きたがらなくなったり

1日中ウトウトしながら過ごす

父を身近で見て心配し

 

母が単独で市役所に相談していた。

 

僕は市役所の方が

父の所へ調査に来ることに

決まった段階になって

初めて母から説明を受けた。

 

母も80代半ば

立派な高齢者だ。

 

今まで口にはしていなかったが

母の年齢で父の介護をする限界を

キット感じていたのだと思う。

 

今思うと

 

僕から母へ相談してあげることも出来なくて

悪かったなって思う。

 

 

調査当日は

姉が同席してくれたので

僕は姉から話を聞いた。

 

現在のうちでの様子を聞かれたり

簡単な記憶検査みたいなことも

やったそうだ。

 

父はこの様に

人と会うなどの場面で

張り切ってしまうこともあるので

検査ではどうだったのかと

心配だったが

 

調査の方が上手に誘導して

いつも通りの認知症状を

分かってもらえたようだと

姉から聞いて

 

安心した。

 

安心という言葉は

どうかと思うけど

父の状態は適切に伝えたかった。

世間では

介護認定は難しいとか

いろいろ聞くので

認定されるのか不安も感じていた。

 

 

29年2月

 

要介護認定1の認定通知が届いた。

 

後日

 

市の職員の方

父の担当ケアマネジャーの方が

一緒に来られ説明を受けた。

 

市の職員の方も

担当したケアマネさんも

話を聞くと

要支援の範囲ではと考えていたようだ。

 

だから

要介護1の認定に

少しビックリしていた。

 

家族もビックリではあったが

何しろ初めてのことなので

認定基準とかまるで分かっていない。

 

とにかく介護認定が取れて

ホッとした。

というのが、正直な気持ちだった。

 

初めの申請の時

主治医の先生に

詳しく父の家庭での様子を

聞いてもらった。

 

それに基づいて

主治医が意見書を書いていただけたのも

この様な結果につながったのではと

素人なりに考えた。

 

良く、介護認定が取れない・・

と聞くけど

父の場合は、とてもスムーズに進んだ。

 

 

そして

 

ついに父は

デイサービスに行くために

施設を探すことになる。

 

どれもこれも初めての経験で

どうしたらいいいの?

が続く・・

 

何を基準にどうやって施設を

探したらいいのか

全く分からない。

 

市の職員からもらった資料には

たくさんの施設リストが載っている。

 

素人にはどう選んだら良いのか

どういう手順で進めたら良いのか

全く見当もつかない・・

 

そこで

 

ケアマネジャーの方に

お勧めを何か所かピックアップしてもらい

その施設に父母と僕とで行き

見学から始めてみる事にした。

 

まだデイサービスに

行くようになるまでには

冒険は続く。