NHK「テレビで中国語」
で活躍された
段文凝さんのセミナーを受講した。
これは
HSK試験会場で
無料で登録して行われたもので
当日、HSKを受験した方
セミナーの後で
受験される方など
多くの方が集まっていた。
さすがTV出演もされている
人気講師の段文凝さんだ。
なぜ日本の大学を
選んだのか・・?
とか
中国と日本の文化の違い。
とか
人との付き合い方の違い。
給料の話。
年齢の話。
お酒の話。
食文化の話。
などなど
どれも興味深く
なるほど
そうなんだ!
の連続だった。
日本の大学を
選んだ理由は
全く予備知識も無い日本語。
日本の大学。
あえて
全く新しい環境に身を置き
ゼロから
スタートしたかったと
話されていた。
いくら学力レベルが高いとはいえ
初めて日本語を学習しながら
大学の授業も
並行して進める。
並大抵の努力では
乗り越えられない
いくつもの壁を
乗り越えて来たであろうことは
容易に想像できた。
文化の違いのお話も
新鮮だった。
日本では
ファミレスでも
ラーメン屋でも
氷入りの水が出てくるが。
始め
とても驚いたとのこと!
日本人には
ごく当たり前のことも
中国の方にとって
これはイジメの世界のような
一コマだと。
氷入りの水。
中国の方にとって
冷たい飲み物=体に悪い
なのだそうだ。
だから
キンキンに冷えた水
なんて
全く受け入れられない
世界なんだそうだ。
段さんは今でも
小さな抵抗として
「氷は要らないです♪」と
伝えているそうだ。
中国のビールも普通は常温で提供。
「冷たいビールください!」
って言わない限り
常温が出てくるそうだ。
あと
食生活では
一般的に生野菜は食べないとか。
乾杯!
干杯!
なんとなく発音が似ている乾杯。
中国の干杯は
一気に飲み干すのが
マナーだと。
お酒が飲めない僕は
干杯は怖いです(笑)
中国にはお酒が飲めない人はいないのか??
・・・素朴な疑問。
あと
友達との付き合い方も
ずいぶん違う印象!
友達同士で
会社でもっらっている
給料の金額を話すのは
当たり前のことだと知った。
ここで
日本流に話を濁すと
相手に対して
壁を作ることになるそうだ。
ハッキリ金額を言わなくても
「同じぐらいだよ」とか
そんなレベルでも
ちゃんとリアクションは必要だと。
もう日本の生活が
10年近くなって来ている
段さんは
今となっては中国で
友人に給料のことを聞かれると
違和感を感じるように
なって来たそうだ。
日本の地に来たら
日本文化になれるように
それとは逆に
日本人が中国に行ったら
中国の文化に従う努力を
ちゃんとしないといけない
と感じた。
なるほど
郷に従う大切さを
勉強させていただいた。
あと友人同士で
食事に出かけた時
支払は
そのうちの1人が
全員の支払をするとのこと!
中国語を学習していると
そんなエピソードも
テキストに出ていることもあるが
なるほど!
興味深い中国の文化だ。
段さんは
ゼロからスタートし
現在では日本語でセミナーも
されている。
日本語
大学での勉強
日本文化
全てをゼロから
短期間で自分のモノにした
段さんは
とても輝いていた。
自信を持つって
とても素敵だ。
次回のHSK
段文凝さんは
どこかの会場で
試験監督をするのでしょうか?
中国語検定試験の会場に
段文凝さん来たら
受験者が増えそうですね!